2018/03/19 07:17
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ジェフ・セッションズ司法長官は16日、連邦捜査局(FBI)の アンドリュー・マケイブ元副長官 を、不祥事を理由に解雇したと発表した。 マケイブ氏はFBIでの勤続期間は20年に達し完全な年金受給資格が得られるまであと数日というところだった。 セッションズ司法長官は声明で内部調査の結果、アンドリュー・マケイブ氏がメディアに情報を 許可なく開示 した上、同省の監察官に対して 十分に誠実とはいえない態度 を複数回にわたって取っていたことが分かったためえ、マケイブとの雇用関係を即時発効で打ち切ったきたおとを明らかにした。 司法省の監察官による調査は、2016年の米大統領選で ドナルド・トランプ大統領 の対立候補だったヒラリー・クリントン元国務長官について同年FBIが行った捜査に関連したものだが、その詳細は明らかにされていない。 なお、米国大統領の ドナルド・トランプ氏 は、クリントン元国務長官が国務長官在任中の 私用メールサーバー不正使用疑惑 や、夫のビル・クリントン元大統領が設立した クリントン財団の活動 に関してヒラリー氏が訴追されないようにしたとしてマケイブ氏と当時FBI長官だったジェームズ・コミー氏を繰り返し非難していた。 マケイブ氏はトランプ氏による 報復的な解雇 を受けて激しい言葉遣いの声明を発表した。 声明の中で監察官による調査は「私から地位を奪い、私の名声を地に落とし、21年間働いた末に手にしようとしていた年金もおそらく私から奪おうという、政権による大統領自身が推し進めた前例のない動きの一部になった」と述べた。 解雇により司法省はマケイブ氏への年金を拒否できる。 なお、当然のことながらマケイブ氏はセッションズ司法長官の決定に異議を申し立てると述べた。 PR |
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