プライス・ウォーターハウス
　　　　（Price Waterhouse）
　会計士サミュエル・ローウェル・プライス（Samuel Lowell Price）が1849年にロンドンに事務所を開いた。
　1865年にはプライスは
　　　ウィリアム・ホーリーランド（William Holyland）
　　　エドウィン・ウォーターハウス（Edwin Waterhouse）
とパートナーシップを結んだ。
　このパートナーシップの合意書は現在でもロンドン・サザークにあるビル
　　　サザーク・タワーズ
のPwC事務所に飾られている。
　なお、ホーリーランドは後に独立したため、このファームは1874年以降プライス・ウォーターハウス&カンパニー（Price, Waterhouse & Co）として知られるようになった。

　プライス・ウォーターハウス（PW）は19世紀末には監査事務所として名声を高め、英米間の取引の増加で1890年にはニューヨークにも事務所を開いた。
　ニューヨークのファームは巨大化したほか、イギリス本部も大英帝国各地にファームを開業していった。
　なお、各国のファームとは別々のパートナーシップが結ばれ、これがパートナーたちを地元企業との提携拡大へと向かわせるインセンティブになった。
　
　なお、1998年にクーパース＆ライブランド（Coopers & Lybrand）との合併により、PricewaterhouseCoopersが発足した。　　

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