2018/01/15 04:58
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UBSグループのアナリスト ラクラン・ショー氏(メルボルン在勤) がメディアの取材で語ったところによれば、石炭価格は5年ぶりの 高値近辺を維持 するとの見通しを示した。 世界最大の石炭消費国である中国による 過剰生産能力抑制 の動きに伴い、中国の輸入需要が継続すると予想している。 中国は年内と来年にかけて生産能力の削減を続けるだろうと指摘したうえ、既に海上輸送される 発電用石炭の需要 は増加している。 中国の戦略は順調だが、生産能力の削減目標の達成度という意味では、依然として3分の1から半分は残っていると続けた。 中国が国内生産削減と産業再編に向け、2016年に開始した戦略を継続するためオーストラリアのニューカッスルの今年の石炭価格の平均は 1トン=84ドル となる見通しと説明している。 昨年の平均は約87ドルで、その後100ドル超に上昇し、12年以来の高値で推移している。 こうした価格変動を背景に豪ニューホープなどの生産会社は価格上昇の恩恵を受けている。 PR |
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