2017/12/16 05:14
|
ルパート・マードック氏が30年の歳月をかけて世界に築いたメディア帝国の大半を、米国のウォルト・ディズニーが524億ドル(約5兆9000億円)で買収することで最終合意がまとまった。 マードック氏率いる21世紀フォックスとディズニーは14日、フォックスの株主が同社株1株につきディズニー株0.2745株を受け取ると発表した。 ディズニーの ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO) は2021年まで同職にとどまる。 ディズニーの買収資産には映画・テレビ番組制作スタジオや、英国のメディア大手スカイの株式39%、スター・インディア、ナショナル・ジオグラフィックなど複数のケーブルチャンネルが含まれる。 また、フォックスはスカイ株の未保有分61%の取得を予定通り完了させる方針。 最終的にディズニーが保有することになる。 21世紀フォックスはFOXニュース、スポーツチャンネルのFS1などについてはスピンオフし、米国で運営を続ける。 マードック氏としては今回の資産売却は劇的な事業縮小を意味する。 なお、ディズニーはフォックスの純負債およそ137億ドルも引き受け、買収は今後12-18カ月で完了するという。 PR |
|
忍者ブログ [PR] |