2018/08/15 07:13
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中国新聞網は、米大統領の ドナルド・トランプ氏 がプライベートな夕食会で 「中国人留学生は全員スパイ」 と受け取られる発言をしたと報じられ、米国の居住する 多くの中国系市民 から不満の声が出たことを受け、米国務省がコメントを発表したと報じた。 米国メディアの政治ニュースサイト「ポリティコ(Politico)」は、トランプ大統領が大企業の責任者らとともにした7日の夕食会で、具体的な国名は挙げずに「この国から来た留学生は誰もがスパイのようだ」と発言したと伝え、「夕食会の出席者は中国を指しているとの認識を持った」などと報じていた。 この報道を受け、オバマ前政権で閣議担当官を務めた クリス・ルー氏 やジュディー・チュー下院議員らがSNS上で相次いで不満を表明した。 このほか、米国華人聯合会(UCA)も9日の声明で「孤立主義や偏執病は自滅的な行動だ」と懸念を表明した。 こうした動きの拡大を懸念した米国務省のノーアート報道官は9日、「この記事を読んでいないため、この話題について議論すべきではない」と断った上で、「中国から多くの学生が米国に来て学んでおり、われわれはこの分野で中国政府と確かな関係を築いている。われわれは中国人留学生を歓迎している」とコメントし鎮静化を図った。 PR |
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