米国シカゴ地区連銀のエバンス総裁は、27日にマドリードでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「私が自らの予測への確信をどこまで強めるかが、３回の利上げを支持し得る良い指標となろう」と指摘した。
　
　その上で、「不確実性がもう少し強い場合は、２回が適切かもしれない」と語った。

　また、「不確実要素の中では、米国のインフレ率が持続した形で２％に達するか否かが大きいとなお考えている。よって、私としては利上げを急ぎたくない。ただ、３月の利上げは完全に容認可能だと考えた」と語った。

　総裁は３月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合で利上げに賛成票を投じた。
　
　

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