2018/12/08 04:57
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武田薬品工業は5日、臨時株主総会を大阪市内で開催した。 アイルランド製薬大手シャイアーの買収手続きに必要な議案を賛成多数で可決した。 多くの機関投資家が賛成に回ったことで株主全体の3分の2以上の同意を得た。 早ければ来年1月8日に買収手続きが完了する。 買収額は7兆円近くで、日本企業の海外M&A(企業の合併・買収)として過去最高となる。 武田はこの買収により、売上高が3兆円を超え、国内製薬企業として初めて世界トップ10の「メガファーマ(巨大製薬会社)」が誕生することになる。 総会では買収に必要な新株発行の是非など議案が提出され、株主約850人が出席し、2時間24分で終了した。 買収総額は約460億ポンド(約6兆6千億円)で武田のOBら一部株主は 財務的なリスク が高いと反対した。 ただ、機関投資家の多くが賛同したことで、行使された議決権のうち90%近くが賛成したという。 ひとこと 欧州離脱の英国の問題で為替市場が大きく変化する時期と重なるため、リスクは通常よりも大きい。 企業買収など資金の移動で莫大な利益を手にいれているユダヤ資本が描いた構図に乗って、こうしたばい週を利用した資金シフトに利用されなければ良いが... 単純思考の機関投資家がどこまでリスクを読み込んでいるかだろ。 買収資金もユーロ暴落のリスクもあり、タイミングが重要であり難しい判断ともいえる。 こうした判断を誤らなければ大きな利益を上乗せして受け取ることは可能だ。 なお、過去、都市銀行が海外の金融機関の買収でタイミングが悪く判断を早く(約1週間)だしたため見かけ上、ポンドの暴落で1000億円の利益を逃した例もある。 PR |
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