経済情報　　
　
　年初来安値3130円をつけた3月10日以降はジリ高基調となり、3月6日との間に空けた窓を埋めたものの75 日線到達により短期的な目標達成感は台頭してくる可能性が高い。

　信用需給は依然として買い超状況であり、直近の上昇に伴う戻り売り圧力は強まりやすい環境となっている。　
　抗潰瘍薬「プレバシッド」などの主力薬の米国特許が今後2012年にかけて相次ぎ切れ、後発品の参入が控えていることを考えれば、向こう数年は減益基調が継続する公算は高い。

　ただ、配当利回りなどを踏まえれば依然として魅力的な水準。

　糖尿病治療薬「TAK-379」の開発中止は、開発リスクの高まりを示した格好であり、上値余地は限定され、調整局面に株価が変化していきそうだ。

　　　
　・株価動向　4502
　　　
　・一目均衡表
　一目均衡表の雲は下向きの流れが止まった。取引は3,400－3,600円のボックス相場から買いが強まり急伸し雲の上側にポジションを改善した。
　　　　
　　　目　標　　　　4,100円
　　　　　　　　　　　3,600円
　　
　　
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　指　標

　　日経平均　　ＴＯＰＩＸ　ＮＹダウ　ＮＳＤＡＱ

　　

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