2008/03/18 05:41
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ベトナム食糧協会(Hiep hoi luong thuc Viet Nam)は17日、会員企業に対し3月に納品される米の輸出量が計画目標を達成したことから 3月の米の輸出契約の調印を一時停止 するよう要請した。 また、4月からの米の輸出契約もVFAの新通知が出るまで待つべきとしている。 ただ、本音としては為替レートが米ドル急落の影響が背景としてあり、また、高い銀行金利であるとみられる。 グエット総書記(Hiep hoi luong thuc Viet Nam)によると、米の輸出契約の殆どは米ドル建てで、最近の米ドル安で輸出企業は赤字に陥り、また米ドルの通貨交換が進んでおらず手持ち資金の目減りが起きており資金流動性が悪化した輸出企業は銀行から高い金利で資金を借り入れなければならない状態に陥っているという。 多くの企業は現在、メコンデルタで冬春稲作の籾を購入するためにやむを得ず1.3~1.8%/月の金利で借り入れている。 VFAによると、今年2ヶ月で全国で31.3トンの米を輸出したが、3月分の45~50万トンを加算すれば第1四半期の輸出量は75~80万トンになり、前年同期比で輸出量は17%、輸出額は55%の増加となる。 現時点で今年の米輸出目標は400~450万トンであるが、第3四半期末に政府と商工省は様子を見て輸出量を見直す予定という。 PR |
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