2007/04/11 05:04
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国際通貨基金(IMF)の発表(10日) 世界金融安定報告 低金利で円資金を調達して海外で運用する 円キャリー取引 の解消がさらに進んだ場合、円相場が急騰する可能性があると指摘した。 同取引の規模が約1700億ドル(約20兆円)に上るとの推計も示した。 投資先は高金利の状態にある先進国市場だけでなく、東欧やアジアの新興国にも拡大しており、円キャリーの巻き戻しで資金の流れが反転すれば新興市場に重大な影響が及ぶと警告した。 同時に、各国の金利差が徐々に縮小に向かう公算が大きく、金融市場の厚みも増しているため、米ドル急落を招いた1998年秋の局面より懸念は小さいとも指摘している。 PR |
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